WORKS

カゴメ株式会社

つぶより野菜・毎日飲む野菜・まるごと大豆の
オフライン広告施策

PROJECT

オフライン広告の良いところは維持しつつも、
CPOをどう改善するかが課題。

つぶより野菜の顧客は、60〜70代の女性が中心です。そのためターゲットと相性が良く、電話誘導などによる定期への引上率もオンライン広告に比べて高いことから、オフライン広告を実施していました。なかでも、同封同梱広告は大手通販カタログなどと一緒に届くので、媒体への帰属意識や購買意欲も高い状態で商品案内できるというメリットもありました。
一方で、直近の効率に悪化が見られており、これまでの良いところは維持しつつもどう改善していくかが課題となっていました。

SOLUTION

媒体の再選定と原稿のブラッシュアップを行い
さらに受注経路を工夫することでCPOを改善。

CPOの悪化原因としては原稿と媒体の疲弊が考えられ、以下3つの軸で改善に取り組みました。

一つ目は媒体の実施タイミングの見極めです。効率の悪い媒体は見送る判断をしつつも、その媒体の効率だけでなく年間実績で見ることで結果良好媒体と拡大性のある媒体を組み合わせて実施して、獲得件数とのバランスを保ち、売上拡大に貢献できる形で提案を行いました。
さらに、過去結果が悪かったものも含めて媒体ひとつひとつの特性を改めて洗い出し、男女比率や年齢層といった基本情報だけでなく、発送タイミングでのリストの変化にも着目するなど、細かい分析結果をもとに媒体選定を行いました。

二つ目は原稿のブラッシュアップです。価格の見せ方や、封筒のデザイン、オファーの見せ方など細かい箇所についても、テストを続けることでCPOを改善することができました。

三つ目は受注経路の工夫です。これは媒体・原稿に加えて、さらに改善できる領域を洗い出して行った施策で、引上率の高い電話受注に誘導できたことでCPOが改善された媒体もあります。

RESULT

原稿のブラッシュアップと受注経路の工夫で
全体としてCPOの改善。

原稿のブラッシュアップや受注経路の工夫により、CPOが改善しました。

FROM CUSTOMER

媒体ごとの徹底した効率管理ときめ細やかなフォローで伴走してくれる。
結果、過去3年間のうち最も良い成績の獲得に。

ファインドスターは、媒体ごとの徹底した効率管理ときめ細やかなフォローで当社に伴走してくれていると感じています。
常に良い結果を求めて、売上をどう伸ばしていくかを我がことのように考えてくれるので、効率が年々上昇していく状況下でも過去3年間のうちで最も良い結果となりました。
過去の出稿や直近のトレンドを踏まえたシミュレーションで提案してくれる上に、どの媒体がどんな特徴を持っているのかといった質問にもすぐに情報を返してくれるので判断がしやすいです。
受注経路、原稿、テスト設定を含め、PDCAも丁寧に回してくれています。「1媒体で実施して終わり」ではなく、再現性の有無を含めて複数のテストで実施するなどプランニングが念入りです。またロジカルなだけでなく、想像力を働かせた上での提案があります。例えばはがきの申込みでは、お客様がハサミを2回入れるのが面倒になってレスポンスが落ちるのでは?という想像から、ハサミが1回で済むような設計にするなど、ロジックだけでは辿り着けないような提案をしてくれます。

FROM STAFF

共通意識を持って一緒に進んでくださるクライアント様だからこそ、
良い結果につなげることができた。

獲得フェーズとテストフェーズの立ち位置を区別し、テスト結果が悪かった場合でも全体効率への影響を最小限に抑えられるようリスクヘッジをしたプランニングを心がけました。そのためには勝ち要素が見つかっても、獲得フェーズだけに偏らないよう必ずテストを取り入れる意識が大切です。様々なテストを同時進行で行い、最短で最大の拡大を目指して担当者様と共にミッションを遂行しました。
競合他社の事例がないことや結果の良し悪しが見えにくいことに対してもテストの重要性を理解し、共通認識を持って進んでくださるクライアント様だからこそ、良い結果につなげることができたと感謝しています。